八王子 広園寺の山桜

広園寺は康元元年(1389年)片倉城主大江備中守師親により創建され、寛政4年(1792)の放火により消失後、江戸時代後期に再建された。
現在は東京都指定有形文化財に指定されており、総門・山門・仏殿・鐘楼が文化財に指定されています。

山桜は樹齢300年といわれており、山門(画右)・仏門(画左外)・鐘楼(画左奥)に挟まれ特異な樹形にて咲いています。(準天然記念物)
ちょっと斜めに生えた幹の途中から、ねじられるように複雑に絡み合った枝が上の方に伸びていて、見る角度によっては大分印象が変わる桜です。
今回は桜の葉が秋色に染まり始めた所をスケッチしましたが、春の満開の花が最高です。
寺の奥には樹齢200年といわれる「しだれ桜」や染井吉野桜があり、順に咲くので長い間十分楽しめます。

アクセス:
京王高尾線山田駅 - 徒歩約7分、ハイキングにベストな所です。
 
 
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