海外の美術館 散策

海外の美術館・レストランのご紹介
美術館名 所在地 一言 近くのレストラン
プラド美術館 マドリッド
(スペイン)
プラド美術館は、絵画館としては、 世界一とも言える質の高さを誇っている。  ベラスケス、ゴヤ、エル・グレコの作品群は必見である。   中でも、ベラスケスの「ラス・メニーナス」(世界3大美術品)、ゴヤの「裸のマハ」「着衣のマハ」、エル・グレコの「聖三位一体」などは必見。 その他、「スペイン絵画」「イタリア絵画」「フランドル絵画」など膨大なコレクションを誇る。   
外観からもその大きさが予想できる。   色々規制があるので事前にHP(日本語もある) でチェックすることをお薦め。
ピカソ美術館 バルセロナ
(スペイン)
モンカダ通りにある かっての貴族の館を利用した 美術館。 ピカソの幼年時代と1901〜1904年に描かれた作品を中心に展示している。作品の変化が良く解る。   ベラスケスの作品を題材にした「ラス・メニーナス」は、ピカソを知るのに必見である。 「科学と慈愛」「初聖体拝受」など伝統絵画も見もの。
カタルーニャ美術館 バルセロナ
(スペイン)
モンジュイックの丘にある1929年の万博の際に作られた建物が1934年にに改装されて 美術館になった。 膨大なロマネスク美術、ゴシック美術を展示している。中でもロマネスク美術は世界有数のコレクションを誇り、 サン・クリメン聖堂から移された「全能のキリスト」は必見である。さらに、美術館前の噴水のイルミネーションは見事で、 美術館もライトアップされている。
サント・トメ教会 トレド
(スペイン)
この目立たない小さな教会にエル・グレコの傑作「オルガス伯爵の埋葬」 (世界3大美術品)がある。そしてこの傑作は、教会の入口近くに展示されているが、他にも中に多くの美術品がある。
ミハスの教会 ミハス
(スペイン)
ミハスの白い村小さな教会にも綺麗な絵画、彫刻、ステンドグラスなどがある。 また、近くのほこらの礼拝堂にも色んな宝物が展示されている。
カテドラル
(トレド)
トレド
(スペイン)
スペインの主席大司教座があるカテドラルで、外壁の装飾 (入口の装飾〜真中の時計は24時間時計で、針は1本)から聖器室に飾られた名画、 中央礼拝堂のステンドグラスまで見所が多い。
カテドラル
(セビーリャ)
セビーリャ
(スペイン)
世界遺産であるセビーリャのカテドラル(ヒラルダの塔より見た)で、 モスクを基礎にして建造された大聖堂。  内部は、93枚のステンドグラスが飾られ、美しい光が差し込んでいる。 中央礼拝堂の1,000体以上の彫像は、聖書のエピソードを再現している。 また、沢山の宗教画も見応えがある。
カテドラル
(バルセロナ)
バルセロナ
(スペイン)
バルセロナの歴史が始まったゴシック地区の心臓部と言えるのがカテドラルである。 カテドラルは、ロマネスク様式で建てられたが、ゴシック様式(1298年から150年かけて)へと建てかえられた(正面入口のファザード修復中)。 聖堂の中は多くのステンドグラスで幻想的な雰囲気になっている。 また、ステンドグラスがある祭壇が並んでおり、圧巻である。さらに素晴らしい 絵画も多く、見応えがある。回廊からはカテドラル美術館に入ることもできる。
ロンダの教会 ロンダ
(スペイン)
アンダルシア地方の小さな町、文豪に愛された町「ロンダ」の中心部にある 綺麗な教会にも、綺麗なステンドグラスがあった。 教会内はステンドグラスで明るく周りにある 祭壇もステンドグラスとキリスト像が一体になって光り輝いている。
メスキータ コルドバ
(スペイン)
古都コルドバの世界遺産メスキータ(ローマ橋越しに見た全景)は、 イスラム教とキリスト教の美の融合を見ることが出来る異次元世界である。免罪の門より入ってオレンジの中庭を横切り シュロの門よりアルミナールの塔を振り返れば、 別世界に導かれる。さらに、中に入ると円柱の森 が幻想的な世界へと誘う。 広いメスキータの中を歩くと多くの絵画や彫刻に出会う。 イスラム教徒が神に祈りを捧げる方向を示す目印ミフラブや柱・壁・天井など どこを見ても圧倒されるが、 大聖堂 中央礼拝堂周辺は圧巻である。
アルハンブラ宮殿 グラナダ
(スペイン)
13世紀後半、イスラム時代最後のナスル王朝の首都として栄えたグラナダの世界遺産 アルハンブラ宮殿には、イスラム美術が結集している。中でも 壁面の文様や、 色鮮やかなタイルは、見事である。 とりわけ二姉妹の間の天井を中心とした模様は圧巻である。
サグラダ・ファミリア バルセロナ
(スペイン)
バルセロナの世界遺産サグラダ・ファミリアは、 1883年にガウディが2代目の建築家として就任して以来建設が進められているが、未だに建設中という珍しい建物だが、 ガウディが建設した部分が世界遺産に登録されている。 中は、建設中であるが美しいステンドグラスが中を照らしている。 また、地下は博物館になっており、色んな展示品を見ることが出来る。
またガウディの作品は、グエル公園をはじめ、 「カサ・バトリョ」や「カサ・ミラ」など市内の各所で見ることが出来る。
アメリカ自然史博物館 ニューヨーク 世界でも最大規模の自然史博物館で、展示方法もユニーク。多くの巨大な恐竜の骨格は壮観。
ニューヨーク近代美術館 ニューヨーク モネやピカソなど有名な絵画や彫刻から現代アメリカンアートまで夥しい作品が展示されている。本気で観るなら、 一日以上かけてじっくり観るのが良い。
*フィリップス・コレクション ワシントンDC ダンカン・フィリップスが作った世界でも有数な個人コレクション。森アーツセンターギャラリーに60点が来日。
ホイットニー美術館 ニューヨーク 美術館そのものも見せ方も独創的で、artとは何かを感じさせる美術館。
メトロポリタン美術館 ニューヨーク 世界でも最大級の美術館。その収蔵品は想像を絶する。ターゲットを決めて、何度かに分けて観るのが良い。 日本の美術品も多く、源氏物語絵巻なども観ることができる。
オランジェリー美術館 パリ モネの睡蓮を観るためのための美術館だが、印象派の多くの作品も圧巻。
オルセー美術館 パリ あまりも有名な駅舎を利用した美術館。19世紀から20世紀の印象派を中心に展示。ルーブルと、 オルセーでセットのパリ美術館という感じだが、時間が欲しい!!
ピカソ美術館 パリ 昔の館がそのまま全館ピカソの美術館になっており、ピカソの作品が歴史的にも理解しやすい。
ポンピドーセンター パリ ルーブル、オルセーと周ったら、次は現代美術のポンピドーセンターへ!
ルーヴル美術館 パリ 何の説明も要らない、美術館。本気で観るなら数日は必要。
ダン・ブラウンの「The Da Vinci Code(ダ・ヴィンチ コード)」を読んで行くも、行ってから読むも良し!。
ルーヴル美術館の公式サイトが日本に有るのが嬉しい。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院 ミラノ レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」のフレスコ画が修復され、往時を彷彿させる。しかし、1回の見学者は25人、 15分が厳しく守られており、セキュリティも万全になっているのには驚いた。
スフォルツァ城美術館 ミラノ お城が美術館になっており、ミケランジェロの最晩年の彫刻 「ロンダニーニのピエタ」がある。
ミラノのドゥオモ ミラノ イタリア最大のゴシック様式の建造物で、 外観も素晴らしいが、内部の絵画ステンドグラスなど 見るものが多い。
サン・シンプリチャーノ教会 ミラノ 多くの素晴らしい絵画だけでなく、 ステンドグラスも見事である。
サンタンブロージョ教会 ミラノ 教会内に絵画だけでなく、 内部の雰囲気も中々のものである。
サン・ロレンツオ・マジョーレ教会 ミラノ この教会にも素晴らしい絵画があるが、 フレスコ画も素晴らしい。
フィレンツェのドゥオモ フィレンツェ ドゥオモだけでなく街全体が美術館である。 サン・ジョヴァンニ洗礼堂や、シニョーリア広場の 彫刻など見るものが多い。 天皇陛下も利用したという「ヴィラ・コーラ」ランチは正直少々ガッカリ。
ウッフィッツィ美術館 フィレンツェ メディチ家の当主コジモ一世が、公国の役所(ウッフィッツィ)を一箇所に集めるために建設した建物に、 息子フランチェスコ一世が、メディチ家の美術品を展示したのが始まり。中での撮影は出来ず、名画の記憶は画集で見るしかないが、 美術館からの眺め(ベッキオ橋)も素晴らしい。
ピサのドゥオモ ピザ ピサは斜塔だけでなく、 ドゥオモの建物や中の 絵画など見るべきものも多い。
シエナのドゥオモ シエナ シエナ中世の時代にはフレンツェのライバルとして覇権を争った誇り高き町で、今でも美しさを保っている。 ドゥオモも美しい姿で残っている。また、カンポ広場には、 高さ102mのマンジャの塔がそびえており、 広場の競馬は大変な賑わいとのこと。
ヴァチカン博物館 ヴァチカン カトリックの総本山であるヴァチカンは、美術品の宝庫でもある。城壁に囲まれた博物館の、 雰囲気のある中庭。中に入ると、ピオ・クレメンティーノ美術館の「ラオコーン」、 やモザイク画、目を見張る天井画 や絨毯など想像を絶するコレクションがある。また、システィーナ礼拝堂 のミケランジェロの天井画と祭壇画は首が痛くなるまで見上げても飽きる事が無い。
サン・ピエトロ大聖堂 ヴァチカン 大柱廊の後ろに法王のが見えるが、その大きさに圧倒される。 中には、ミケランジェロの「ピエタ像」や、 多くの絵画が溢れている。
ダン・ブラウンの「ANGELS & DEMONS(天使と悪魔)」は、ヴァチカンが舞台。2度目の訪問なら読んで行くと一層興味が湧く。
ドゥカーレ宮 ヴェネツィア 往時の繁栄を偲ばせる豪華な階段の天井画。 中は地盤が弱いため木を巧みに利用しているが、あちこちで歪みや窪みが出来ている。中は見事な絵画に覆われているが、 何点かの天井画をナポレオンが剥がしてルーブル美術館に展示しているので、イタリア人はフランスを嫌っているとのこと。 階段の彫刻も素晴らしい。
アカデミア美術館 ヴェネツィア アカデミア橋からのサンタ・マリア・ディラ・サルーテ教会を見て、 アカデミア美術館に入る。 14世紀から18世紀にかけての絵画が時代順に展示している。
サンタ・マリア・グローリオーサ・ティ・フラーリ教会 ヴェネツィア この教会には、ティツィアーノの「聖母被昇天」の絵画が祭壇に有るが、 その見事さは驚くばかりである。他にも多くの絵画が教会内にある。
大英博物館 ロンドン 100近くのギャラリーにウンザリするほどのコレクション。ロゼッタストーンとミイラを見て行った気になった?
*エルミタージュ美術館 サンクトペテルブルク 2004年、江戸東京博物館でエルミタージュ美術館展〜エカテリーナ2世の華麗なる遺産〜を開催
  
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