九州・沖縄の美術館 散策

九州・沖縄地方の美術館・レストランのご紹介
美術館名 所在地 一言 近くのレストラン
大分県立美術館 大分県大分市 大分県立美術館(OPAM)は、2015年に開館した3階建ての美術館で 管内全体が美術館として楽しめる美術館になっている。 展示室もゆったりと取っており、ゆっくり鑑賞できるようになっている。
別府市竹細工伝統産業会館 大分県別府市 竹細工伝統産業会館は、別府市内の高台にあり、 竹細工の由来、伝承される技術などが展示されている。玄関ホールを入ると巨大な竹製品が展示されている。
2階には研修室もあり体験学習もできる。
別府市美術館 大分県別府市 海岸の直ぐ傍にあり、入館料が100円と非常に安いので、多くは期待していなかったが、佐藤慶太郎氏の寄付で 昭和25年に開館した歴史ある美術館で、朝倉文雄、小磯良平、福田平八郎、梅原龍三郎、安井曽太郎や 富永一郎の絵など見るべきものも多い。その他民具や貨幣など面白い展示も多いので、見学をお勧めします。
宇佐神宮宝物館 大分県宇佐市 八幡様の総本宮である宇佐八幡は本殿が国宝であるだけでなく、 宝物館にも国宝の「孔雀文磬(くじゃくもんけい)」 がある。また、昔走っていた古い機関車も展示されている。 食事は、少し足を延ばして、豊後高田市の昭和の町をお勧め
大分市美術館 大分県大分市大分市内上野の森にゆったり配置された 素晴らしい美術館。所蔵作品は、田能村竹田、福田平八郎、 高山辰雄や生野祥雲斎など。常設展だけでも一見の価値がある。
大分市のページから入り、「観光・魅力」の中に「大分市美術館」はある。
周りの景色を楽しみながら美術館のレストラン(価格はリーズナブル) で過ごすのも良い。夜は、 いかしょうでイカの刺身を味わうのも良い。
小鹿田焼陶芸館 大分県日田市谷川に沿った集落の一番奥にある資料館で、 バーナードリーチや柳宗悦氏により広く知られる ようになった「小鹿田焼」の全てが分る。
陶芸関係だけの静かな集落に唐臼の音だけがのどかに響いている。 小鹿田焼は、国の重要無形文化財保持団体に指定され、 10軒の窯元を中心にじっくりと手仕事に取り組んでいる。
二階堂美術館 大分県日出町二階堂酒造が代々受け継ぎ、収集した日本画を中心とした美術館。 美術品はテーマによって入れ替えられている。
湯布院美術館 大分県由布市湯布院の町中にある小さな独特な美術館 美術館の小高い展望台から 雄大な由布山の姿が近くに望める。 プリズムのコレクションは、大人も楽しむことが出来る。
2012年3月に閉館し佐藤溪美術館に引き継がれた。
鹿児島市立美術館 鹿児島県鹿児島市 印象派から現代に至る多くの絵画や黒田清輝の桜島など鹿児島ゆかりの作品を多く収蔵。
有田ポーセリングパーク(ツヴィンガー宮殿) 佐賀県有田町 有田焼の展示。初期伊万里、古伊万里、 柿右衛門、鍋島藩窯様式から江戸・明治の最盛期までの作品を展示している。 香蘭社やマイセンの磁器も多い。 庭園も素晴らしい。
有田陶磁美術館 佐賀県有田町 商工会議所や観光会館と一緒に建つ小さな美術館。初期伊万里、古伊万里などの が展示されている。 指輪かけは輸出用か?
今右衛門古陶磁美術館佐賀県有田町 通りに面した美術館で、鍋島、古伊万里の 名品を展示している。「色鍋島の意匠展」は、素晴らしい図案に驚き、 また色絵と染付、色絵と瑠璃釉など色合いを変えて表現したり、 サイズを変えたり変化も楽しい。
古伊万里資料館(源右衛門窯) 佐賀県有田町 源衛門窯の敷地内にある古伊万里の資料館。敷地内には工房もあり 見学が出来る。資料館は係りの人にお願いすれば、丁寧に説明をしてくれ、 古伊万里に対する造詣が深まります。
佐賀県立九州陶磁文化館 佐賀県有田町 5つの大きな展示室を持つ素晴らしい美術館。それが、何と無料。 中でも第5展示室の「柴田夫妻コレクション」は、その質量に圧倒される。有田に行ったら必見の美術館。 広々としたエントランス中庭 も綺麗で、中の巨大な陶磁の時計が目をひく。 美術館の直ぐ下の交差点にある「茶寮 公孫樹」の安くて美味しい ランチがお薦め。
佐賀県のページから入る。
柿右衛門、香蘭社など 佐賀県有田町 酒井田柿右衛門や、 香蘭社 など多くの工房があり、中に素晴らしい作品が展示されている。 香蘭社の黒の艶消し は素晴らしく、皇室への献上品下絵も展示されている。 また、陶芸作家村には多くの工房(崋山展示館)もある。
大川内山 佐賀県伊万里市 町全体が鍋島藩窯跡国の史跡指定の藩窯公園となっており、美術館である。橋や建物も伊万里焼で出来ており、 トイレの壁まで伊万里焼である。
長崎市野口彌太郎記念美術館 長崎県長崎市 国指定重要文化財長崎英国領事館が美術館。決して多くの展示ではないが、 心休まる美術館。係の人も親切で、庭園なども案内してくれる。
入館料も100円(長崎さる期間は80円)は気楽に覗ける美術館。
近所に、長崎ちゃんぽん発祥の「四海楼」があり、美味しいちゃんぽんを 夜景を眺めながら味わうと良い。
長崎市のHPから入る。
長崎県美術館 長崎県長崎市 出島近くの海に面した素晴らしい美術館。どの方向から アプローチしても期待に胸ふくらむ美術館。 展示会場が広く、企画展・常設展が充実しているだけでなく、屋上からの眺め も素晴らしい。夜は無料開放され夜景を楽しめる。
サント・ドミンゴ教会跡資料館 長崎県長崎市 僅か数年で消えたサント・ドミンゴ教会と、その跡に建てられた 長崎代官屋敷跡が学校の校庭から発掘された。発掘で 磁器などが発掘された。
長崎市のHPから入る。
出島 長崎県長崎市 出島が復元され出島の歴史を味わえる。周りは埋め立てられ街の真中になっている。 敷地内に大きなミニチュアが復元されている。
長崎歴史文化博物館 長崎県長崎市 長崎の歴史と文化を伝える立派な博物館。 長崎を知るには一度訪ねる価値がある。「おくんち」の期間は全館が「おくんち」で満たされる。 長崎奉行所立山役所では、昔の長崎奉行の実演(芝居)が行われ、楽しい一時が過ごせる。 眼鏡橋近くの「魚和」ランチ は、値段も安く美味で昼食にお勧め。
崇福寺 長崎県長崎市 日本の寺も教会に負けず美術的である。崇福寺の第一峰門は国宝で、 見事である。 他にも大雄宝殿も国宝で媽祖堂三門も見事で、 絵画も中にある。
ガラスの丘美術館 長崎県佐世保市 弓張の丘ホテルのフロント横から入る併設の美術館。 ルネ・ラリックの作品300点余りを展示している魅力溢れる美術館。ホテルに宿泊すると、入場料1,000円が無料になる。 眺めの良い綺麗なホテルに宿泊し、佐世保や九十九島の景色を楽しみながら、和・洋・中華それぞれのレストランで 食事を楽しむのが最高。
弓張の丘ホテルのHPから入る。
福岡県立美術館 福岡県福岡市 福岡県に関係ある作家などのコレクションが多い。また、「福岡藩の絵師・尾形家絵画資料」や「久我コレクションの九州陶磁」 など見るものも多い。 レストランは気軽に立ち寄れるが、 ランチは売り切れが多いのが・・・
福岡市博物館福岡県福岡市 非常に立派な博物館。規模の大きさもさることながら、 国宝の金印を中心に福岡の歴史が見える。金印は長い年月を経ているにも係わらず、永遠の光を放っている。レプリカは、 2〜3度見たことがあったが、本物はそれ以上に輝いていた。 日本最古の動く自動車も展示されていた。
福岡市美術館 福岡県福岡市 大濠公園の傍にある立派な美術館。近現代美術室、東光院仏教美術室、 日本画工芸室、古美術企画展示室、松永記念館室に企画展示室を備えている。大きな企画展も出来、 内外の色んな美術品に会えるのが楽しい。
九州国立博物館 福岡県太宰府市 2005年10月に九州に初めて誕生した国立博物館。「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」というコンセプトで 作られている。広大な建物に多くの展示室を供えた博物館で、見る物は多い。ただ、中心部から離れた地にあり、 広い敷地が有るにも係わらず駐車場が狭いのが難点。
  
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