西沢渓谷ハイキング

笛吹川源流の西沢渓谷に新緑の時期に訪れました。塩山駅南口9時05分発のバスで運転手さんから頂いた「西沢渓谷鳥瞰図」は、 良く出来た分りやすい案内図でした。 【写真をクリックすれば大きくなります】
ナレイノ滝 トザングチ フタマタハシ フタマタハシ
・バスを降りて国道の橋の下を通り、「西沢渓谷入口」のゲートから林道を14〜5分歩くと右手に「@なれいの滝」が現れ 渓谷美の期待を抱かせる。さらに林道を進むと渓谷の入口とも言える広場に至り、案内看板と「ネトリ トイレ」がある。
右手の道を進み、「A甲武信ヶ岳登山道入口」を右手に見ながら進み、西沢山荘前から狭くなった道を左に入ると 間もなく「B二俣吊橋」が現れる。「C二俣吊橋」は、一人やっと通れる狭くて高い橋で、高所恐怖症の人は一寸怖い。
(入口から約30分)
ジンコウ滝 オオクボ ミエ1 ミエ2
・「D二俣吊橋の上から見える笛吹川の豊かな流れの滝」が、これからの展開のプロローグとなる。
吊橋を渡ると「西沢渓谷」の看板があり、ここから道は狭くなり登り下りし、途中で対岸に「E大久保ノ滝」が望める。
大久保ノ滝を過ぎ、急な階段で尾根を越すと、迫力ある「F三重ノ滝」が現れる。「G三重に重なった滝」は、 見る角度で違う表情を見せる。
フグイワ ウナギドコ ジンメンドウ リュウジン
・「三重ノ滝」を過ぎると、渓谷沿いが一変し、「Hフグ岩」、「Iうなぎの床」、「J人面洞」などが次々出現し楽しめる。
そして、「K竜神ノ滝」に到達する頃は「西沢渓谷入口」から1時間を過ぎている。
コイイト ジョウセン ボタイ カエル
・滝の脇を登ると、「L恋糸ノ滝」が木の葉越しに微かに見え、その先に「M貞泉ノ滝」が出現する。
さらに渓流を遡ると、豊かな水を湛えた「N母胎淵」が見え、小さな滝を避けながら進むと突如ユーモラスな「Oカエル岩」が現れる。
ホウジョウ ナナツガマ1 ホウジョウ2 ナナツガマ2
・「カエル岩」の直ぐ先にある木製の「P方丈橋」を渡り、坂道を登ると一段と高い滝の音が聴こえてくる。
枯れ沢に架かる橋の上からは、渓谷のクライマックスと言える雄大な 「Q七ツ釜五段の滝」を楽しむことが出来る。
滝に沿って登ると、先ほど渡った「R方丈橋」遠くに見え、さらに滝を見ながら登ると 「S七ツ釜五段の滝」を横から、上から間近から楽しむことが出来る。
テンボウダイ トロッコ オオクボバシ オオクボバシ2
・「七ツ釜五段の滝」を十分楽しんで、最後の急坂を250m.登ると「不動滝上展望台」に到着する。ここには、ベンチや トイレがあり、「(21)展望台からの展望」を楽しみながらゆっくり食事や休憩をすることができる。 
帰り道は、傾斜が緩やかな「(22)旧森林鉄道の軌道(トロッコ道)」をのんびりと下るが、転落事故も有る ので深く切立った谷に落ちないよう注意する。
トロッコ道には、沢を渡る橋が沢山あり、中でも「(23)大久保橋」が最長でスリルがあるが、 他の全ての橋も「(24)下が透けて見える構造」になっている。
緑濃い崖っぷちのトロッコ道を歴史を感じながら約1時間下ると広い林道に出る。林道の途中でショートカットの急坂を下り「子酉橋」 を渡れば、最初に通った案内板のある「ネトリ トイレ」に戻ってくる。もうバス停 までは14〜5分です。

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