戸隠ハイキング


新緑の戸隠を散策した。その内容は、「飯縄山」「鏡池」「戸隠神社奥社+戸隠森林公園」の3コースで、
コースの位置関係は、ハイキングコース地図の通りです。
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1.飯縄山西登山口〜萓之宮〜南峰(飯縄神社)〜飯縄山山頂〜飯縄神社〜飯縄山西登山口
最初は、飯縄山(飯綱山)登山。@西登山口下に車を止めて、登り始める。
最初のうちは緩やかな坂道だったが、鳥居と小さな祠A「萓ノ宮」を過ぎる辺りから段々登りがきつくなってくる。
岩だらけの登山道を進むと松や樅等の高木が段々少なくなり、灌木が多くなる。
そして樹木の切れ目から、戸隠山と戸隠の集落が眼下に見え隠れするようになる。
見晴らしの良い場所に出るとB「一の鳥居」からの登山道と合流点がある。
気持ち良い視界の開けた道をさらに進むと、再び小さな鳥居と祠などが有る小さな広場になっている。
そこから一登りすると突然開けた場所が南峰(1,909m)の頂き、そのすぐ下にC飯縄神社が断崖の上に在った。
飯縄神社から右前方に飯縄山の緩やかな山頂が望め、飯縄神社から山頂までは、
緩やかな登りで数分で飯縄山頂に到達した。
飯縄
飯縄山頂
飯縄山頂からの眺めは素晴らしく、天気に恵まれれば360度のパノラマが楽しめる。
今回は下界は雲海で一部遮られていたが、D「戸隠山」や参道が良く見え、戸隠山に連なる
E「九頭龍山」「高妻山」が戸隠山の右手に見え、更にその右手には F「妙高山」「黒姫山」の姿が良く見えたが、
その先に見えるはずの「佐渡ヶ島」は雲海で 見ることが出来なかった。
帰りは、浮石に注意しながら、素晴らしい下界を眺め、林の中では「鷽(うそ)」の綺麗な姿や、
鳴き声を聴きながらの気持ち良いものであったので比較的短く感じた下山であった。
下山して戸隠食堂に行き、名物の「戸隠蕎麦」や山菜の天ぷらを食べ、で疲れを忘れた。
飯縄
飯縄神社より見た「飯縄山」

2.戸隠蕎麦〜池めぐり山道〜硯石〜鏡池〜戸隠神社中社
飯縄山を下山して蕎麦を食べたあと、腹ごなしに鏡池に向かう。
池めぐりコースの山道を、「小鳥ヶ池」を右手に見ながら進むと硯石があり、
そこから北アルプスをバックに一夜山が墨絵のように見えた。
山菜や草花の山道をアップダウンしながら進むとばったり小熊に遭遇したので驚いた。
小熊が気づき慌てて逃げたので大事にならなかった。
鏡池に到着すると、綺麗な湖の向こうに戸隠山の雄姿がくっきりと見えた。
残念ながら鏡池に映る戸隠山を見ることが出来なかったが、翌朝きれいな姿を見ることが出来た。
帰りは舗装道路を通って「戸隠神社(中社)」に向かった。
中社には、800年を超える「3本杉」が歴史を感じさせる。
鏡池
新緑の朝の鏡池
湖水を泳ぐ鴨の拡大写真

2.奥社参道入口〜参道〜戸隠神社(奥社)〜随神門〜戸隠森林植物園〜奥社参道入口
奥社参道入口より、案内板を確認して、戸隠神社(奥社)に向かう。
杉並木の大木のゆったりした坂道を進むと、堂々とした「随神門」がある。
この辺りから杉並木は益々高く、多くなり坂道が段々きつくなる。
参道は途中から階段になり、戸隠山を背景にした「戸隠神社(奥社)」に至る。
奥社に参拝し、隣の「九頭龍社」にも参拝し脇の階段を下りると「戸隠山登山口」がある。
戸隠山登山口の案内板を見ると、「ナイフブリッジ」など厳しい名前が戸隠山の厳しさをひしひしと伝えている。
今回は登山の予定は無いが、登山ルートを数メートル登り、少しだけ気分を味わった。
再び来た道を引き返し、「大講堂屋敷跡」等を見ながら、随神門の脇から「戸隠森林植物園」に入る。
植物園には、少し時期が遅いが、ミズバショウも咲いており、ニリンソウやリュウキンカが咲き誇っていた。
また園内の歩道では、多くのバードウオッチャーが望遠レンズを装備したカメラを構えていた。
奥社
戸隠神社奥社


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