土曜日に奥多摩駅前9:30発「丹波」行きのバスに乗り、およそ30分で「小河内神社」に。
下車すると直ぐ下に「麦山の浮橋(昔はドラム缶の橋)」が目に飛び込んでくる。 階段を降り、揺れで継ぎ目に段差が出来る長い浮橋をつまずきそうになりながら渡る。 対岸に着いて階段上の山道を湖畔に沿って左手に進み、階段を登ると舗装道路に出る。 舗装道路を右手に数百メートル進むと左手の石垣に「三頭山登山口」がある。 登山口から小1時間山肌に沿って急坂を登り、ようやく尾根に出る。 ここでは気持ち良い風が吹いていた。 さらにしばらく尾根道を進むとイヨ山(979m)に到着した。 イヨ山からアップダウンを繰り返し、厳しい急坂を登ると木に覆われた ヌカザス山(1,175m)が あった。 写真は、麦山の浮橋 |
ヌカザス山から少し下るとオツネノ泣坂の標識がある。
ここから入小沢のノ峰(1,302m)まで滑りやすい厳しい急坂が続くのが由来か? 入小沢ノ峰までの行程で、休憩できるような場所が無いので、飴やチョコでエネルギー を補充しながら登るが、お腹が空いてくるので厳しさを一層感じる。 休憩場所としてあまり良くはないが、入小沢ノ峰で昼食を摂ってようやく元気を取り戻す。 ここからは比較的緩やかな坂道を歩き、鶴峠の分岐に至る。 ここを過ぎると三頭山直下の「御堂峠」までは僅かな距離でした。 写真は、「オツネノ泣坂」 |
「御堂峠」から左手の「中央峰(1,531m)」までは、ほんの数分で到着する。
中央峰が三頭山の最高地点で、奥多摩三山の最高地点です。 さらに少し進むと「東峰(1,527m)」があり、展望台からは奥多摩三山の大岳山が望めたが、 御前山は夏のブナの枝に隠れていた。 展望台から「ブナの道」経由で「御堂峠」に戻り、山頂の広い「西峰(1,524m)」に登る。 これで、「三頭山の三峰」を踏破したことになる。 西峰からは、「ムシカリ峠」に向かう。 写真は、三頭山 |
「ムシカリ峠」から非難小屋の前を通り、「大沢山(1,482m)」に登る。
大沢山を過ぎて、西原峠方面に進むと「日本山岳耐久レース35km地点」 の標識があった。奥多摩を歩くと、こんな場所にと思う地点に標識があり、 人間のタフさに呆れてしまう。 西原峠方面の道から分かれて、「石山の道」を経て高度を下げていくと、 綺麗な沢に出会い、沢に沿って下っていくと「三頭ノ大滝」が目前に現れる。 三頭ノ大滝は、観賞用の吊橋からじっくり眺めることができる。 大滝からは、ウッドチップが敷かれた優しく緩やかな道が森林館まで続く。 都民の森からは、バスで武蔵五日市まで帰った。 写真は、三頭ノ大滝 |