土曜日、中央線の電車で8:49「鳥沢駅」着、
駅前から舗装道路を前方に見える扇山を
目指して登る。中央高速の下を過ぎると更に坂道はきつくなるが、住宅地は続いている。 車が通れる古い道路を登り続けると、やがてゴルフ場が林越しに見えてくる。 しばらく登り、綺麗な広い道路に出るとそこは「大月CC」の正面になっており、 「梨ノ木平のバス停」があった。このバス停の直ぐ横が、「扇山」登山口になっていた。 登山口には案内板やトイレ、休憩所などが揃っている。 ここから山頂までは厳しい登りだが、途中に沢の水場や、「山ノ神」の祠などがある。 急坂を登り続け、ようやく大久保のコルに到着した。 大久保のコルから少し登ると平坦な場所が続き、1,137.8mの「扇山」に到達する。 頂上は広く、四方が開けて富士山も見えるが、今日は雲で見えなかった。 頂上から下り始めると、近くの草むらに「アマドコロ(甘野老)」がひっそり咲いていた。 *大久保のコル=「コル」は、山頂と山頂を結ぶ稜線上で一番低い場所。 |
扇山で昼食を済ませ、再び大久保のコルを通り百蔵山に向かう。
途中の大久保山(1,109m)は気付かないうちに過ぎてしまうほど穏やかな山だったが、 大久保山を過ぎると急な厳しい下りが続く。 およそ300m急坂を下ると、穏やかな稜線が続き、緩やかに登ると818mの「カンバノ頭」 ここで一休みすると、遠くに「百蔵山」頂きが望めた。 さらに、緩やかな稜線を進むと「宮谷分岐」に着き、コタラ山の下の道を とると、急坂にさしかかったのでいよいよ百蔵山の急坂かと思ったが、急坂は比較的短く、 一旦穏やかな登りとなった後、今度こそ本当の本格的な急坂となった。 急坂が終わって穏やかで広い山頂が1,003.4mの「百蔵山」だった。 山頂には、「百蔵大明神遺跡」や扇山と同じ三等三角点があった。 百蔵山から「稜線鞍部」を経由し、猿橋駅に向かって長い下山が続く。 坂道が終わり、百蔵橋に達したときに振り返ると、扇山・百蔵山が遠くに望めた。 写真は、「百蔵山山頂」 |