5月の平日に初狩駅に10:18着く。
駅前の道を右手に進み、ガードを潜ると案内図があった。
(今回のコース) 高川山への道は、分岐ごとに案内標識があり、分かりやすい。 大きな木のある自徳寺の下を進み、墓地を右手に見ながら坂道を登る。 舗装が切れた道をしばらく進むと、登山道入口がある。 ここから「男坂」と「女坂」に分かれるが、「男坂」の急坂をのぼる。 しばらく登ると、また「男坂」と「女坂」の分岐があるが、急な「男坂」を登る。 砕石場の音を下に聞きながら新緑の九十九折れの登山道を進むと、いきなり頂上に出る。 山頂からは、ほぼ四方の視界が開け、雄大な富士山が、三つ峠山の左手にそびえている。 写真は、「大月市秀麗富嶽十二景」の高川山山頂からの富士山 |
高川山は、平日にもかかわらず多くのハイカーで賑わっていた。
山頂には、四方の山々を彫り込んだ立派な展望ガイドや、 アルバムを保管したボックス、 大月市秀麗富嶽十二景の案内板などが有った。 また、眼下にリニア実験線のコースがあり、リニアカーの走る姿も見えた。 頂上で富士山を眺めながら、ゆっくりと昼食を取る気分は最高だった。 頂上からの急坂を大月方面に下ると、狼煙台跡があったが、展望の良さをを利用していたのだろう。 少し下ると、禾生・田野倉方面との分岐点があり今回の計画では、「むすび山」方面に進む。 写真は、「高川山」山頂標識 |
ここからは緩やかな尾根歩きと思ったが、とんでもない苦難が待っていた。
分かりにくい狭くて急な道に続き、前日の雨で滑りやすい急坂があり、滑り転ぶ人が多かった。 天神峠を越えると、分岐があり、「むすび山経由大月駅」方面に進んで行く。 さらにアップダウンを繰り返していると「むすび山まで90分」の案内板が木に付けられていた。 緩やかなアップダウンを幾つか繰り返し、小高い「峯(嶺)山(584m)」を過ぎると、 九鬼山を背景に 田野倉駅や町並が眼下に望めた。 青葉の中の緩やかな道を進むと、512.9mの三等三角点がある。 さらにアップダウンを繰り返し、壊れたベンチのある小高い場所で振り返ると、 今下りてきた高川山の左手に富士山が望めた。 むすび山は、市民病院のすぐ裏にあり、 市民の方が気軽に行ける桜の名所と思われる。 山頂にはベンチも置かれ展望台になってるが、中央に不思議な大きな穴があいていた。 ここから、ジグザグな道を下ると民家の庭先にいきなり出る。 ここからは、市民病院の前を通る舗装道路を下り、大月駅まで歩く。 写真は、むすび山展望台 |