散策(野草)
道端や野山など身近な場所で見つけた草花。注意して観察しないと見過ごしてしまうそんな花にもそれぞれ表情があります。

道端や野山の花(秋・冬-1)(春・夏−1)へ(春・夏−2)へ
ホトトギス ヤマジノホトトギス(杜鵑草)
−ユリ科−
公園の崖の上に咲いていた
ホトトギスには19種あるが
北海道から九州まで
全国的に唯一分布する
半数の10種は日本固有種
ヤマホトトギス ヤマホトトギス(山杜鵑)
-ナス科-
小山内裏公園に自生
カタクリの自生場所付近
に沢山咲いていた
2011.9撮影
ナンバンギセル ナンバンギセル-ハマウツボ科-
ススキの中にひっそり(15cm位)咲いている。花全体がマドロスパイプに似ていることから付けられた。 ススキなどの根にくっついて養分を取る寄生植物。
ツルボ ツルボ-ユリ科-
スルボとも呼ばれる。別名サンダイガサは、大名行列の参内傘に似ているから。
ヒガンバナ ヒガンバナ-ヒガンバナ科-
戦車道に咲いている白い彼岸花。直ぐ近くに紅い彼岸花も咲いていた。
ヒガンバナ 彼岸花-ヒガンバナ科-
原産地中国。別名「曼珠沙華」は、天上の花という意味。
マルバコウ マルバコウ-ヒルガオ科-
熱帯アメリカ原産の帰化植物。雑草の中に1.5cm〜1.8cmと小さく目立たない花が群生しているが、よく見ると綺麗な花。
マメアサガオ マメアサガオ-ヒルガオ科-
北米産の帰化植物らしい。雑草の中に、良く見ないと気付かないほど小さな(1.5cm) 可愛い花を咲かせている。
ハキダメギク ハキダメギク-キク科-
熱帯アメリカ産の帰化植物。大正時代に入って繁殖した。可愛い花なのに「掃溜菊」 と名が付いたのも、街中のゴミ捨て場にも繁殖したため?
ノコンギク ノコンギク-キク科-
秋から冬の野山に白い花が群生しているので目立つ。
クズクズ(葛)-マメ科-
野山を歩いていると、何ともいえない良い香りがしてくると、そこに葛がある。花に気付かなくても香りで存在を主張している。 食料としても薬草としても有名。秋の七草。
コマツナギ コマツナギ(駒繋)-マメ科-
クズと同じマメ科でも姿かたちは全く違う。しかし良く見ると花の形に類似点がある。 落葉性の潅木で根がしっかり張っている。名の由来は、馬を繋ぐことができると馬の好物で動かないと言う説がある。
キクイモ キクイモ(菊芋)-キク科-
秋が近づくと、方々の雑草の中に颯爽と咲いている。北米産で、 鑑賞や飼料用として輸入されたが、今や野生化して空地や道端で目立っている。
ススキ ススキ -イネ科-
秋に野を彩るススキ。秋晴れに穂を光り輝かせて、存在をアピール。
イヌタデ イヌタデ -タデ科-
アカノマンマの名前もある。道路わきに多数咲いており、秋の野道を飾っている。
チカラシバ チカラシバ -イネ科-
瓶を洗うブラシの形をしたイネ科の草で、秋の野にひときは目立つ印象的な草。簡単に抜けないので力芝という。
オヒシバ オヒシバ -イネ科-
「雄ひじわ」ともいう。日当たりの良い野原や道端で目立つ。「道ほそし相撲とりり草の花の露」(芭蕉)
オヒシバ アメリカヤマゴボウ
-ヤマゴボウ科-
洋種山牛蒡とも呼ばれる。北アメリカ産の多年生草木。実はInk-berryの別名がある。
ナンテンハギ ナンテンハギ-マメ科-
葉が南天に似て、花が萩に似ていることからついた名前。若葉が美味しいらしく春の野草として食べる地方もある。
ツリガネニンジン ツリガネニンジン
(釣鐘人参)
−キキョウ科−
花が釣鐘、根が朝鮮人参に似ていることから付いた名前。
以前は小山内裏公園にも沢山自生していたが、激減したので保護している。
2011.9.18小山内裏公園にて
ホトトギス オオイヌホオズキ
(大犬酸漿)-ナス科-
南米からの帰化植物
イヌホオズキ(在来種)より
実に照りがある
ゲンノショウコ ゲンノショウコ-フウロソウ科-
戦車道に咲いている可愛らしい(1cm位)花。西日本では、美しい赤の花が多い。
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